このアップデートの概要
今回は新機能の追加ではなく、一部のパソコン環境で発生していた「音声認識エンジンの読み込み中にアプリが終了してしまう」不具合への対策を中心としたアップデートです。こうした環境を自動検知し、次回起動時からより広い環境に対応した動作モードへ段階的に切り替わるようにしました。あわせて、設定画面からの手動選択と、万一の異常終了時に記録される診断情報の強化も行っています。
なお、直前の Ver.4.5.1 では、エラーになったファイルの自動再試行など「静かに失敗する」問題をまとめて修正しました(Ver.4.5.1 リリースノート)。文字起こしそのものの精度・速度や、既存機能の操作方法に変更はありません。
① モデル読み込み中にクラッシュする環境で、CPU互換モードへ自動的に切り替わるようになりました
一部のパソコン環境(主に古いCPUなど)で、音声認識エンジンをメモリに読み込む際にアプリが突然終了してしまうことがありました。今回、このような状態を検知すると、次回の起動時から自動的により広い環境に対応したCPU互換モードへ段階的に切り替えるようにしました。
- 読み込み中の異常終了を検知すると、次回起動時に1段階目の互換モードへ自動的に切り替わります。
- それでも改善しない場合は、さらに互換性の高い2段階目のモードへ切り替わります(自動での切り替えは最大2段階までです)。
- 通常どおり起動できている環境では、これまでと同じ動作のままで変更はありません。
② 環境設定「モデル設定」にCPU互換モードの選択肢を追加
環境設定の「モデル設定」から、CPU互換モードを「自動」「AVX2」「GENERIC」「使わない」の中から選べるようにしました。現在どのモードで動作しているかも、この画面で確認できます。通常は「自動」のままで問題ありません。
③ 異常終了時の診断情報を強化
万一アプリが異常終了してしまった場合に記録される情報を強化しました。お使いのパソコンのCPU対応状況や実行環境の情報など、原因の手がかりとなる情報がこれまでより詳しく記録されるようになり、サポートへお問い合わせいただく際の原因特定に役立ちます。
- 起動時に「前回正常に終了しなかったようです」とご案内する画面に、原因の手がかりとなる情報が追加されました。
更新のしかた
更新方法は、お使いのバージョンによって異なります。
Ver.4.5.1をお使いの方
今回は不具合修正が中心のアップデートのため、更新ファイルの上書きだけで更新できます。アプリ一式(フォルダごと)の入れ替えは不要です。
- アプリを終了し、ダウンロードページから更新ファイルを取得します。
- 今お使いのアプリのフォルダに展開し、そのまま上書きコピーしてください。
単語登録・設定・ライセンス情報・AIチャットの履歴などは更新の影響を受けず、そのまま引き継がれます。
Ver.4.5.1より前のバージョンをお使いの方/新規にご利用の方
これまでどおり、アプリ一式(フォルダごと)の入れ替えが必要です。文字起こしの履歴・設定・ライセンス情報はユーザーフォルダに保存されているため、そのまま引き継がれます。
- ダウンロードページから新しいZIPを取得し、新しいフォルダに展開してください。
- 単語登録(単語帳)・AIチャットの履歴・「整形前」テキストを引き継ぐには、今お使いのフォルダにある
configフォルダを、新しいフォルダへ上書きコピーしてください。
※ アプリのフォルダの場所が分からないときは、アプリのショートカットを右クリック →「ファイルの場所を開く」で開けます。更新後の初回起動で青い保護画面(「WindowsによってPCが保護されました」)が出た場合は、「詳細情報」→「実行」で起動できます。