Ver.5.1.1

話者の聞き分けが、
新しい方式に。

人数が「自動」のときの話者分離を、新しいモデルに替えました。

更新は、アプリ画面右上の「?」→「更新」→「更新を確認」から(Ver.4.5.5 以降・取得するのは約37MB)。ただし、新しい聞き分けのモデル(約380MB)はアプリ内の更新では届きません。更新後に出るご案内の「ダウンロード」から入れてください(くわしく)。Ver.4.5.4 の方だけは「更新する」を押さず、下の「更新のしかた」をご覧ください。

この版の柱

ほかに、不具合の修正と小さな改善があります(一覧)。直前の変更は Ver.5.1.0 リリースノートをご覧ください。

新しい聞き分けを、数字で

話者の人数を「自動」にしているとき、話者の聞き分けに使うモデルを NVIDIA Nemotron-3-Diarization(プレビュー版・OpenMDW 1.1)に替えました。

話者の取り違え(少ないほど正確)

従来34%
新方式5%

人数を正しく当てた割合(多いほど良い)

従来36%
新方式87%

1分の音声にかかる時間(短いほど速い)

従来6.7秒
新方式1.2秒

測った条件:CPU(Core i7-13620H)・日本語の模擬会話45本(2〜5人)。「話者の取り違え」は、誰がどこを話したかを取り違えた時間の割合です。

人数が分かっている会議では、人数を設定するのがいちばん確実です。実際の4人の会議の録音で試したところ、新方式は2人と判定しました。人数を設定したときは、これまでの方式で聞き分けます。人数が分からないときは「自動」にしてください。

変わった画面

メイン画面の下に出るご案内「話者の聞き分けを、新しい方式にできます」。人数が「自動」のときに新しい方式で聞き分けること、取り違えが減って速くなること、アプリ内の更新ではモデルが届かないためダウンロードが必要なこと(約380MB)が書かれ、「ダウンロード」「あとで」「表示しない」のボタンがある
アプリ内で更新した方には、ダウンロードのご案内が出ます。新しい方式のモデル(約380MB)は、アプリ内の更新では届かないためです。人数を「自動」にしている方にだけ、メイン画面の下に出ます。「ダウンロード」で入れられます。表示は最大3回までで、「表示しない」も選べます。新しい ZIP には最初から入っています。

混在言語の取りこぼしを減らしました

言語を「自動検出」にしているとき、声があるのに文字が出なかった区間の言語を判定し直して、読み直します。日本語と英語などが混ざる音声で、抜けが減ります。

日本語と判定されたのに、読み直しても文字が出ない区間は、もう1つの認識器でも確かめます。

設定画面の改善と、不具合の修正

対象Ver.5.1.1 から
メール通知「メール通知」タブに「完了メールを送る」のオン/オフを加えました。オフにしても、入力した設定は残ります
環境設定の説明「文字起こしのモデル」と「速さ優先」に「?」の説明を加えました(モデルの名前と特徴。「速さ優先」はCPUで動かしているときだけ効くこと)
CPU互換モードの表示自動で何も起きていないときは出さないようにしました
そのほか細かな不具合を直しました

更新のしかた

Ver.4.5.5 以降をお使いの方

アプリ画面右上の「?」ボタン→「更新」→「更新を確認」から、そのまま更新できます(取得するのは約37MB)。ダウンロードもフォルダの入れ替えも要らず、単語登録・設定・文字起こしの履歴・ライセンス情報・AIチャットの履歴はそのまま引き継がれます。Microsoft Store 版は、Store から自動で更新されます。

アプリ内で更新した場合、新しい聞き分けのモデル(約380MB)は届きません。更新後にメイン画面の下に出るご案内の「ダウンロード」で入れると、人数が「自動」のときに新しい方式で聞き分けます(人数を「自動」にしている方にだけ出ます)。それまでは、これまでの方式で動きます。

Ver.4.5.4 以前をお使いの方/フォルダごと入れ替える方

Ver.4.5.4 の方は、アプリの「更新する」を押さないでください。この版では更新ファイルの取得後にアプリが閉じ、更新は完了しません(起動し直せば、更新前のままお使いいただけます)。今回だけ、アプリ一式(フォルダごと)を入れ替えてください。入れ替え後は、次回からアプリの中で更新できます。新しい ZIP には、新しい聞き分けのモデルが最初から入っています。

  1. アプリを終了し、ダウンロードページから新しい ZIP を取得します。
  2. ZIP を新しいフォルダに展開し、今お使いのフォルダと入れ替えます。
  3. 単語登録(単語帳)・AIチャットの履歴・「整形前」テキストを引き継ぐには、今お使いのフォルダにある config フォルダを新しいフォルダへ上書きコピーします。文字起こしの履歴・設定・ライセンス情報はユーザーフォルダにあるため、何もしなくても引き継がれます。
  4. GPU追加パックを入れていた方は、入れ替え後にアプリの「?」→「更新」から入れ直します。

※ フォルダの場所は、アプリのショートカットを右クリック →「ファイルの場所を開く」で開けます。初回起動で青い保護画面が出たら「詳細情報」→「実行」で起動できます。お使いのバージョンは、アプリ画面上部のタイトルバーに表示されています。

これまでの更新内容は、お知らせ・更新履歴をご覧ください。