このアップデートの概要
動画に字幕を付けたいときに、文字起こしの結果を字幕ファイルとしてそのまま保存できるようになりました。字幕ファイル(SRT)は、動画編集ソフトや動画プレーヤーにそのまま読み込めます。
また、自動フォルダで文字起こしが終わると、要約と文字起こしが Notion に自動で届くようにもなりました(設定した場合のみ)。会議の録音を入れておくだけで、議事録のページが Notion に並びます。
あわせて、アプリ内アップデートの安全面を、さらに強くしました。
これまでの機能の使い方、文字起こしの精度・速度は変わりません。直前の Ver.4.6.2 では、ほかの作業をしていても文字起こしが遅くなりにくくなりました(Ver.4.6.2 リリースノート)。
① 動画に字幕を付けられます(SRT字幕ファイル)
文字起こしが終わると、結果のテキスト(.txt)と同じ場所に、同じ名前の字幕ファイル(.srt)も保存できるようになりました。動画編集ソフトに読み込めば、話した内容が、話した時刻に合わせて字幕として出ます。時刻を手で合わせる必要はありません。
たとえば、こんな使い方ができます
- 会議やセミナーの録画に、文字起こしから作った字幕を付けて共有する
- インタビュー動画に、聞き取りやすいように字幕を入れる
- 音声を出せない場所でも内容が伝わるように、社内向けの動画へ字幕を付ける
使い方
- 画面右上の「⚙」から環境設定を開き、「出力設定」の「SRT字幕ファイルも書き出す」にチェックを入れて「OK」を押します。
- いつもどおり文字起こしをします。終わると、結果のテキストの隣に .srt ができています。
うれしいところ
- 話者を分けて文字起こしした場合は、字幕にも「話者1:」のように話した人の名前が付きます。
- 長い発言は、読みやすい長さで句読点のところで区切られます。言葉が削られることはありません。
- 録音機能で録った結果にも、同じように字幕ファイルが付きます。
- 無料のままでも、お試し期間が終わったあとでも使えます。
- 既定はオフです。チェックを入れない限り、今までと同じ動作です。結果のテキストの中身も変わりません。
文字を直したあとは
結果の編集画面で文字を直したら、画面の「SRTで書き出す」を押してください。直した内容で、字幕ファイルを作り直せます。編集画面で保存しただけでは、字幕ファイルは自動では書き換わりません。
※ すでに同じ名前の .srt があるときは、新しい内容に置き換わります。大事な字幕ファイルは、別の名前で保存しておいてください。
② 文字起こしが終わると、Notion に自動で届きます
自動フォルダ(音声や動画を入れておくと自動で文字起こしされるフォルダ)の処理が終わるたびに、結果が Notion に1件ずつ自動で登録されます。要約を自動で作る設定にしている場合は、要約ができてから登録されます。
パソコンの前に戻らなくても、チームで使っている Notion を開けば、会議の要約と文字起こしがそろっています。コピーして貼り付ける手間はありません。
たとえば、こんな使い方ができます
- 会議の録音を自動フォルダに入れて席を離れ、戻ったら Notion に議事録ができている
- 電話の録音を、案件ごとの Notion の一覧に自動で貯めていく
- 取材や打ち合わせの文字起こしを、チームの共有ページへ自動で集める
何が届くか
- ページのタイトルは「元のファイル名(日時)」です。Notion の一覧に日付の欄があれば、完了した日時も入ります。
- ページの中身は、ファイル情報・要約・文字起こしの順です。「要約だけ」「全文だけ」と選べます。
- 届くのは文字だけです。音声・動画は送りません。
安心して使えるように
- 設定でオンにしない限り、Notion への通信は一切ありません。
- 送れなかったときは、時間をおいて自動で送り直します。トークンの間違いなど設定の誤りは、すぐにお知らせします。うまく届かなかったものは、設定の画面から送り直せます。
- 同じ結果が二重に登録されることはありません。「もう一度文字起こし」で内容が変わったときは、新しい内容で改めて登録されます。
- オンにする前に作られた結果は送りません。オンにした途端に、過去の結果がいっせいに登録されることはありません。
- Notion に接続するための合言葉(トークン)は、このパソコンの中に暗号化して保存します。
設定のしかた
環境設定に新しく加わった「Notion連携」のタブで行います。
- Notion で「インテグレーション」を作り、トークンをコピーします。
- 登録先にしたいデータベースを開き、右上の「…」→「接続」から、作ったインテグレーションを追加します。
- 環境設定の「Notion連携」で「Notionに送る」にチェックを入れ、トークンとデータベースの URL を貼ります。
- 「テスト送信」を押して届くことを確かめ、「OK」で保存します。
手順は画面にも書いてあります。
※ お試し期間中、およびライセンスをお持ちの間にお使いいただけます。お試し期間が終わると、自動フォルダなどと同じく止まります(お試し終了後について)。
③ アップデートの安全面を、さらに強くしました
お客様の操作は変わりません。
- アプリ内アップデートで届く更新が、正規のものであることを確かめる仕組みを、さらに強くしました。アプリ内アップデートは、これまでも、更新が正規のものであることを確かめ、確認できない更新は適用しない仕組みになっています。Ver.4.7.0 の更新から、その「正規のものだという印」を付ける側の管理を厳しくしました。印はパスワードで守られ、パスワードを知る担当者だけが付けられます。安心して「更新を確認」をお使いいただけます。
- アプリに入っている、音声・動画の読み込み用の部品を、確実に使うようにしました。パソコンのほかの場所に似た名前のファイルがあっても、そちらを誤って動かすことがありません。
更新のしかた
Ver.4.5.5 以降をお使いの方
アプリ画面右上の「?」ボタン→「更新」の「更新を確認」から、そのまま更新できます(取得するのは約36MBです)。ダウンロードもフォルダの入れ替えも要りません。単語登録・設定・文字起こしの履歴・ライセンス情報・AIチャットの履歴は、そのまま引き継がれます。
Ver.4.5.4 以前をお使いの方/新規にご利用の方
Ver.4.5.4 のアプリ内アップデートは正しく動かないため、アプリ一式(フォルダごと)の入れ替えをお願いします。文字起こしの履歴・設定・ライセンス情報はユーザーフォルダに保存されているため、そのまま引き継がれます。
- アプリを終了し、ダウンロードページから新しいZIPを取得します。
- ZIPを新しいフォルダに展開し、今お使いのフォルダと入れ替えてください。
- 単語登録(単語帳)・AIチャットの履歴・「整形前」テキストを引き継ぐには、今お使いのフォルダにある
configフォルダを、新しいフォルダへ上書きコピーしてください。
NVIDIA GPU をお使いで「GPU追加パック」を入れている方は、入れ替え後にアプリの「?」→「更新」から入れ直してください。
※ アプリのフォルダの場所が分からないときは、アプリのショートカットを右クリック →「ファイルの場所を開く」で開けます。更新後の初回起動で青い保護画面(「WindowsによってPCが保護されました」)が出た場合は、「詳細情報」→「実行」で起動できます。
これまでのバージョンの詳細は、Ver.4.6.2 リリースノート、Ver.4.6.1 リリースノート、Ver.4.6.0 リリースノート、Ver.4.5.5 リリースノート、Ver.4.5.4 リリースノート、Ver.4.5.3 リリースノート、Ver.4.5.2 リリースノート、Ver.4.5.1 リリースノート、Ver.4.5.0 リリースノート、Ver.4.0.1 リリースノート、Ver.4.0.0 リリースノート、Ver.3.0.6 リリースノート、Ver.3.0.5 リリースノート、Ver.3.0.4 リリースノート、Ver.3.0.2 リリースノート、Ver.3.0.0 アップデート詳細、Ver.2.0.0 アップデート詳細をご覧ください。