更新は、アプリ画面右上の「?」→「更新」→「更新を確認」から(Ver.4.5.5 以降・約36MB)。Ver.4.5.4 の方だけは「更新する」を押さず、下の手順で手動更新してください。
このアップデートの概要
Ver.4.8.5 に続く、機能追加と改善のアップデートです。主な変更は、次の10点です(番号は下の各項目の番号です)。
- ① 録音の停止・保存・アプリの終了のときに、録音を失いにくくしました。保存先のフォルダに書き込めないときも、別の場所に残してお知らせします。
- ② 録音を一時停止できるようにしました。
- ⑦ 「もう一度文字起こし」がうまくいかなかったときは、前の結果に戻すようにしました。
- ⑧ 途中で打ち切った・一部を読み飛ばした結果を、黙って「完了」にせず、「完了(要確認)」と表示するようにしました。
- ⑭ 結果の編集画面を、保存しても閉じない形にし、元に戻せるようにしました(Ctrl+S にも対応)。
- ⑮ 結果の校正を、キーボードと置き換えで進められるようにしました。
- ⑲ 一覧の行に「処理をやめる」を加え、キーボード操作やフォルダのドロップにも対応しました。
- ⑳ エラーになった行に、原因と対処を表示するようにしました。
- ㉕ 自動フォルダの共有が切れても、つながったときに処理済みのファイルを調べ直さないようにしました。
- ㉚ ライセンスの確認ができずに止まったあと、インターネットにつながれば自動で使えるようにしました。
このほか、録音の安定性、話者分離、再生バーと字幕・CSV の書き出し、単語登録の画面、窓の位置の記憶、ライセンスの登録、「アプリについて」の通信の説明、要約・AIチャット、完了メール、アプリ内更新の改善、Microsoft Store 版のダウンロードの縮小も含みます(下のテーマ別の項目をご覧ください)。文字起こしの精度や基本の使い方は変わりません(直前の変更は Ver.4.8.5 リリースノート)。
録音
① 録音の停止・保存・アプリの終了のときに、録音を失いにくくしました
- 長い録音を停止したとき:仕上げの文字起こしを待ちきれず、末尾が欠けたまま「完了」になることがありました。今は録音の長さに合わせて待ち、それでも終わらないときは、先に録音を保存して「録音は保存しました。文字起こしは続けて行います」とお知らせし、続きを文字起こしします。
- 保存先のフォルダに書き込めないとき(ネットワークのドライブが切れたときなど):録音が失われることがありました。今は、ドキュメント、ユーザーのフォルダ、アプリのデータの置き場所の順に保存を試します。どこにも保存できないときも、録音を一時的な場所に残し、その場所をお知らせします。設定と違う場所に保存したときも、お知らせします。
- 録音中・仕上げ中にアプリを閉じたとき:次に起動したとき、同じ録音が「_復旧」の付いた行として2つ並ぶことがありました。今は1つだけになります。
② 録音を一時停止できるようにしました
録音画面に「一時停止」ボタンを加えました。止めている間の音は、保存にも文字起こしにも入らず、経過時間も進みません。一時停止中でも「停止」を押せます。
※ 一時停止したあとの結果の「時刻」は、止めていた時間を含まない、録音の中での時刻です。
③ 録音中の異常を、録音画面に表示するようにしました
これまでは、録音している機器との接続が切れたり、音が入ってこなかったりしても、表示は「録音中」のままでした。今は録音画面に、次のような案内を出します。
- 録音が止まったとき(「停止」を押すと、そこまでを保存できます)
- 録音している機器との接続が切れて、つなぎ直しているとき
- 45秒続けて音が入ってこないとき(マイクのミュートや、パソコンの音の出力先を確かめるよう案内します)
- 保存先の空き容量が少なくなったとき
- 処理が追いつかず、文字起こしを停止後にまとめて行うとき
④ 長い録音を、より安定して録れるようにしました
- 万一に備えて録音を退避する処理が、20秒ごとに録音全体を書き直していたため、長い録音ほどパソコンに負担がかかっていました。今は増えた分だけを書き足します(私たちの計測では、3時間の録音を想定した場合、1回の退避で書き込む量が約346MBから約0.6MBに減りました)。停止したときの保存も少しずつ書き出し、メモリを使いすぎないようにしました。
- 長い会議で、録音している機器との接続が一瞬切れることが重なると、合計5回で録音が止まっていました。今は、つなぎ直したあと安定して録れていれば、回数を数え直します。
- 文字起こしの一部がうまくいかなかっただけで「(録音が中断されました)」と出て、文字が欠けることがありました。今はその部分を停止後にもう一度文字起こしし、それでも聞き取れないときは「(聞き取れず・〇秒)」の目印を残します。
⑤ パソコンの音の録音で、ふだん使う機器から録るようにしました
同じ名前の音声機器が複数つながっていると、ふだん使っている機器ではない方の音を録ってしまうことがありました。今は、ふだん使う(既定の)機器を選んで録ります。
⑥ マイクとパソコンの音を、左右に分けて保存できるようにしました(選べます)
録音画面の「詳細」に、マイクとパソコンの音を左右に分けて(左がマイク、右がパソコンの音)保存するチェックを加えました。録音元が「両方」のときに使え、次の録音から効きます。既定はオフです。オンにすると、保存する音声ファイルの大きさは約2倍になります。文字起こしは、これまでどおり両方を混ぜた音で行います。
文字起こし・話者分離
⑦ 「もう一度文字起こし」がうまくいかなかったときは、前の結果に戻すようにしました
これまでは、「もう一度文字起こし」がエラーになったり、中身のない結果で終わったりすると、前の結果を一覧から開けなくなり、行ごとの時刻や、自分で付けた話者名も消えていました。
今は、前の文字起こし結果・要約・AIチャットの会話・話者名などをまとめて元に戻し、「文字起こしをやり直せなかったため、前の結果に戻しました」とお知らせします。やり直しの途中でアプリを閉じた場合も、次に起動したときに同じように戻します。
あとから戻したいときは、一覧で「完了(要確認)」の行を右クリックして「前の結果に戻す」を選べます(確認のあと、いまの結果を破棄して前の結果に戻します)。
⑧ 途中で打ち切った・一部を読み飛ばした結果を、黙って「完了」にしないようにしました
これまでは、同じところで処理が進まなくなって打ち切った場合や、音声の一部を読み飛ばした場合でも、何も書かれずに「完了」になっていました。今は結果の最後にそのことを1行書き添え、一覧の状態を「完了(要確認)」にします(行にマウスを乗せると理由が出ます)。
- 書き添える文の例:「(以降は処理を打ち切りました・約〇分〇秒から)」「(処理の途中で合計約〇秒分を読み飛ばした可能性があります)」
- こうした打ち切りや、無音のところに出た不要な文字の取り除きが実際に起きたファイルでは、設定「聞き取れなかった箇所に目印を残す」がオフでも、声があるのに文字が無いところに「(聞き取れず・〇秒)」の目印を入れます。
- 単語帳の言葉がそのまま書き写される事故が1つのファイルの中で続いたときに、文字が抜けやすかった点も改善しました。
- 左右チャンネルで話者を分けるときも、同じところで進まなくなって打ち切った場合は、同じ書き添えと「完了(要確認)」を付けます(音声の読み飛ばしの書き添えと、目印の自動挿入は、通常の文字起こしだけです)。
⑨ 長い音声でも、話者名が付きやすくなりました(進み具合も表示・画面も止まりにくく)
- AI話者分離の完了を待つ時間が一律だったため、長い音声では間に合わず、お知らせなしに話者名が付かないことがありました。今は音声の長さに合わせて待ち、処理が進んでいる間は待ち続けます。それでも打ち切ったときは「長い音声のため、話者の判別を省略しました」とお知らせします。
- 話者分離を待つ間、一覧の状態が止まって見えていました。今は「話者の判別を準備中」「話者を判別中(〇%)」と表示します。
- 長い音声の話者分離のあいだ、画面が固まったように見えて「応答なし」になることがありました。今は話者分離を別の作業として動かすので、画面が止まりにくく、途中でやめたときもすばやく止まります。人数を指定した振り直しは、これまでと同じ動きです。
- パソコンの処理装置(CPU)で動かすとき、ほかの処理を待っていない場面では、話者分離に CPU をより多く使うようにしました。
※ 別の作業として動かせなかったときは、これまでと同じ動きに戻ります。
⑩ 話者の人数を指定したときの話者分離を改善しました
- 電話の片側など、声の小さい人の部分が判別に使われず、声の大きい人の発言にされることがありました。今は録音の中で音量を比べ、声の小さい人の部分も判別に使います。
- 声が似ていて聞き分けられないときにも、確かでない話者名が黙って付くことがありました。今は声の特徴から確かめられたときだけ話者名を付け、確かめられないときは話者名を付けずに「声だけでは聞き分けられませんでした。結果を開いて「話の内容から」をお試しください」とお知らせします。
- 1行の中で誰が話していたかを、人ごとに話した時間の合計で決めるように直しました。どの区間とも重ならない短い相づちは、近くで話していた人に割り振ります(この点は、人数を指定しないときも同じです)。
- 人数を指定して話者を振り直すとき、1回目の計算結果を保存して、2回目以降に使い回します。人数を変えて見比べるときの待ち時間が短くなる見込みです(1回目は、これまでどおり時間がかかります)。
⑪ 左右チャンネルの話者分離でも、通常の文字起こしと同じ対策が働くようにしました
設定「左右チャンネル」で話者を分けるとき、単語帳の言葉が聞き取りのヒントに使われていませんでした。今は通常の文字起こしと同じ条件で使い、単語帳の言葉がそのまま書き写される事故への対策も同じように働きます。処理中の%も実際の進み方に合わせ、途中で止まって再開したときは、左が終わっていれば右だけを処理します。音声の読み込みも1回で済むようにしました。
⑫ 言語の「自動検出」で、言語を取り違えにくくしました
言語を「自動検出」にしているとき、冒頭が無音や音楽だと言語を取り違え、全体が別の言語で書き起こされることがありました。今は判定が不確かなときは声の大きいところで判定し直し、それでも不確かなら画面の表示言語で書き起こします。途中で中断して再開しても、前半と同じ言語で続けます。あわせて、無音のところに出やすい英語の決まり文句(動画の締めのあいさつなど)を取り除くようにしました。
⑬ 音声認識のモデルを読み込めないとき・メモリが足りないときの案内を改善しました
- モデルを読み込めないとき、原因に関係なく「選択したフォルダは対応したモデル形式ではありません」と出て、フォルダの選び直しを求められていました。今は少し待って自動でやり直し、それでも読めなければ、考えられる原因(メモリ不足、ほかのソフトがファイルを使用中など)を示して、もう一度試せるようにしました。
- 長い音声でメモリが足りないとき、やり直しを繰り返した末に「壊れたファイル」と案内されることがありました。今はすぐに「エラー(メモリ不足)」と表示します。自動フォルダのファイルは、時間をおいて自動でやり直します。
- ファイルに書かれた長さと実際の長さが違う音声で、完了予定の時刻がずれることがありました。今は処理を始めて実際の長さが分かった時点で直します。
結果の編集画面
⑭ 結果の編集画面を、保存しても閉じない形にし、元に戻せるようにしました
- 「保存」を押しても画面が閉じなくなりました。閉じるときは「閉じる」ボタンを押します。Ctrl+S でも保存できます。
- 保存していない編集があるときは、窓の題名の最後に「(未保存)」と出ます。
- 「元に戻す」「やり直す」のボタンを加えました(Ctrl+Z/Ctrl+Y)。文字起こしの表での編集(書き換え・置き換え・行の削除・行をつなげる)を、最大50回まで戻せます。要約の欄は対象外です。
※ 保存すると、それまでの「元に戻す」の履歴は消えます。検索欄など文字を入れる欄にカーソルがあるときは、その欄の標準の動きが優先されます。
⑮ 結果の校正を、キーボードと置き換えで進められるようにしました
- 行を選んで Enter か F2 を押すと、発言内容の編集を始められます。編集中は、Enter で確定して次の行へ進み、Esc で取り消します。Ctrl+F で検索欄へ移れます。
- 表の下に「選んだ発言の全文」を折り返して出します。長い発言が途中で切れて見えなくなる問題への対応です。
- 「置換…」ボタンで、この結果の中の同じ語をまとめて置き換えられます。見つかった件数が出て、「全部置き換える(N件)」を押すと実行します。置き換えたあとも、Ctrl+Z で戻せます。
- 検索と置換は、全角と半角、大文字と小文字、ひらがなとカタカナの違いを区別しません。
⑯ 再生バーと行の操作を増やしました
- 再生バー:「5秒戻る」「5秒進む」のボタンを加えました。スペースキーで再生と一時停止、Ctrl+Enter で選んだ行の頭から再生できます(文字を入れる欄にカーソルがあるときは効きません)。「再生に合わせて表を動かす」のチェックで、再生中に表が追いかけるかどうかを選べます。オフにすれば、先の行を読みながら再生を続けられます。「聞き取れず N件 ▶」のボタンで、聞き取れなかった印のある行を順に巡れます。
- 行の操作:行を右クリックして、その行の削除(複数選んだときはまとめて)、上の行とつなげる、この行から再生、選んだ行のコピー(話者名なしも選べます)ができます。すべての行は消せません。話者が違う行どうしはつなげられません。削除とつなげるは、Ctrl+Z で戻せます。
- 「コピー ▾」から全文をコピーできます。「表示する列」で時刻と話者の列を隠せて、その選び方は次に開く結果にも引き継がれます。セルを確定しても、選んだ行とスクロールの位置は保たれます。
⑰ 字幕とCSVの書き出しを改善しました
- 「表計算用(CSV)で書き出す」ボタンを加えました。いま画面にある内容を、時刻・話者・発言の3列にした .csv として、文字起こしと同じ場所に保存します。Excel で文字化けせずに開けます。
- 字幕(SRT)には、「聞き取れず」の目印の行を出さなくなりました。
- 字幕の終わりの時刻に、文字起こしのときに記録した行ごとの終了秒を使います。行をつなげたときも、つないだ分の終わりまで字幕が続きます。
- 結果の画面から書き出すとき、字幕・CSV のどちらも、すでにファイルがあれば上書きするかを確認します。本文を直して保存したのに字幕が古いままのときは、「字幕ファイルは古いままです。いまの内容で作り直しますか?」と聞きます。
⑱ 単語登録の画面を分かりやすくし、過去の結果への反映を確認・取り消しできるようにしました
- 「グループID」の列は表示しなくなりました。
- 保存のとき、登録できない行(正しい言い方が空、間違えやすい言い方と同じ、同じ言い方の重複)には色が付き、「その行は保存されません。このまま保存しますか?」と確認します。変更したまま「閉じる」や × を押したときも、「変更がまだ保存されていません。保存しますか?」と確認します。
- 保存したあと、過去の結果にも直しを反映するときは、先に件数を見せて確認します(「過去の結果 N 件に、いま登録した言い方の直しが反映されます。反映しますか?」)。反映する前の内容は控えておき、「直前の反映を取り消す」ボタンで戻せます。反映のあとで手直しした結果は、その手直しを残すため戻しません。
一覧・窓の操作
⑲ 処理をやめる操作を加え、一覧を操作しやすくしました
- 一覧の行を右クリックして「処理をやめる」を選べます(複数選んだときは「処理をやめる(選択中 N 件)」)。「この処理をやめますか? 途中までの内容は残りません。ファイルは消えません。」と確認し、やめた行は消えずに状態が「中止」で残ります。元のファイルにも結果のファイルにも触りません。やり直したいときは「もう一度文字起こし」を使います。処理中の行は、区切りのよいところで止まります。対象は文字起こしの処理中・処理待ちの行だけです。
- ファイル名をクリックして名前を変えられるのは、クリックする前からその行だけが選ばれていたときだけにしました。選ぶためのクリックで、うっかり名前の変更に入ることはなくなります。
- 一覧にカーソルがあるときは、Delete で削除、Enter で結果を開く、F2 で名前の変更、Ctrl+F で検索欄へ、Ctrl+A で全選択ができます。
- フォルダをドロップすると、その直下の対応ファイルをまとめて追加します(サブフォルダは見ません。20件以上のときは確認が出ます)。対応ファイルが無いときは、対応する形式の一覧を案内します。
- 履歴を全部消すとき、処理中の1件は残ります。その旨を通知で伝え、止めるときは「処理をやめる」を使うよう案内します。
⑳ エラーになった行に、原因と対処を表示するようにしました
状態が「エラー」の行にマウスを乗せると、「原因:… 対処:…」が出ます。右クリックの「原因と対処を見る…」では、原因・対処・日時を詳しく見られます。原因は、ファイルを読み込めない、音声が壊れている・非対応、結果を保存できない、空き容量またはメモリの不足、ご利用期間の確認が必要、原因を特定できない、の6つに分けています。
不具合の記録の場所は、エラー行の右クリックと、環境設定のサポートの欄にある「記録の場所を開く」から開けます。これまで画面に出ていた「詳細は error.log をご確認ください」は、「詳細は「記録の場所を開く」から確認できます」に置き換えました。
㉑ 窓の大きさと位置を覚え、二重に起動したときは開いている窓を前に出すようにしました
- 終了したときの窓の位置・大きさ・最大化を覚えて、次の起動で元に戻します。モニターを外した後などで、覚えた位置が画面に収まらないときは、画面の中央に出します。窓は一定より小さくできなくなりました。
- アプリを二重に起動したときは、すでに開いている窓を前に出します(最小化中なら元の大きさに戻します)。前に出せなかったときだけ、「すでに起動しています。画面の裏に開いている窓をご確認ください。」とお知らせします。
- 閉じる操作を確定したら、窓をすぐ隠し、後片付けは裏で行います。「応答なし」に見えにくくなります。
㉒ 削除の確認を、毎回「ファイルは消さない」から始めるようにしました
- 履歴を削除するときの確認で、「元ファイルも削除」「結果ファイルも削除」のチェックは、毎回オフから始まります(前回の選択は引き継ぎません)。ごみ箱の設定に合わせて、「チェックしたファイルは、ごみ箱に移します。」または「…完全に削除します(元に戻せません)。」と表示します。Esc でキャンセル、Enter で OK です。
- 環境設定は、変更があるときだけ、キャンセル・×・Esc で「変更した内容は保存されていません。破棄して閉じますか?」と確認します。
- 画面の右下に出る通知は、長い文を折り返し、いくつか出たときは重ならずに積み上げ、最小化中は画面の右下に出します。表示時間も文字数に合わせて長くなります。
㉓ 全体の進み具合と、全部終わったときの知らせを加えました
一覧の下に1行で、「処理中 1/4 ・残り約12分(完了予定 14:30)」のように全体の進み具合を出します(見積もれない間は「処理中 1/4」だけです)。窓のタイトルにも「(1/4)」が付くので、最小化していてもタスクバーで分かります。
文字起こしが全部終わると、アプリが前面にないときはタスクバーのボタンが点滅します(既定でオン)。音で知らせる設定もあります(既定でオフ)。設定は、環境設定の「基本」の「終わったときのお知らせ」にあります。
㉔ 履歴の一覧が止まりにくくなり、入れ直したファイルの結果が開くようになりました
- 履歴の件数が多いとき、文字起こし結果の画面を1つでも開いたまま、履歴を全部消す・選んでまとめて消すと、画面が十数秒ほど止まることがありました。開いたままでも止まりにくくしました(私たちの計測では、履歴3000件・結果の画面を1つ開いた状態で、全部消すときが約13秒から約2秒に)。まとめて「もう一度文字起こし」をするときも、同じように止まりにくくなりました。
- 履歴の検索は、件数が多いときは裏で行い、検索欄の横に「検索中… 120/3000」と出します。一度読んだ結果ファイルは、更新されるまで読み直しません(私たちの計測では、履歴3000件で検索ボタンを押したときの画面の固まりが約0.6秒から約0.05秒に)。
- 自動フォルダの出力先を変えたり、フォルダの組を消したりしたあとで、完了済みのファイルをもう一度入れると、「既に文字起こし済みです」と出るだけで結果が開かないことがありました(アプリを起動し直したあとに起きていました)。今は、一覧の「保存先」にある結果を開きます。
自動フォルダ・メール通知
㉕ 自動フォルダの共有が切れても、つながったとき調べ直しにならないようにしました
- 入力のフォルダが切れたとき:ネットワーク上の共有を入力にしていて、接続が一時的に切れて戻ったとき、切れている間に「処理済み」の記憶が消え、つながったとたんに全ファイルを新しいものとして一斉に調べ直すことがありました。今は記憶を保ち、処理済みで変わっていないファイルは調べ直しません。復旧したことは、記録に1行残します。
- 画面の固まりを減らしました:起動時の取り込みや、残ったログの掃除を、画面とは別の処理で行います。大量のファイルが入っても、同時に調べる数に上限を設けて、負荷が急に上がらないようにしました。書き込み中で取り込めなかったファイルの確認は、10分後、1時間後、24時間後と間隔を延ばします。
- 自動の再試行:再試行の回数と次の予定を保存し、アプリを再起動しても最初からやり直しません。最初のエラーから7日たっても成功しないファイルは、自動の再試行をやめます(行は「エラー」のまま残り、「もう一度文字起こし」で試せます)。
- 「完了予定」の目印のファイルは、結果の出力先が入力と別のときは、出力先に作ります。
㉖ 完了通知(メール・連携)が送れていないときに、気づけるようにしました
- 送れていない通知があると、窓のタイトルに「完了通知の未送信 N 件」と出て、その行の状態に「(通知未送信)」が付きます。
- 完了メールの再送をあきらめたときは、アプリを起動するたびに1回、画面の通知でお知らせします。
- 連携先のデータベースへ送る処理が途中で止まったときは、新しいページを作り直さず、続きだけを足します。
- 設定「文字起こしに失敗したときも宛先へ知らせる」を入れると、失敗が確定したときにもメールが届きます(既定はオフ)。
㉗ 完了メールを複数の宛先に送れるようにし、設定を間違えにくくしました
- 自動文字起こしフォルダの「完了メールの宛先」に、「;」か「,」で区切って複数のアドレスを入れられるようにしました。形式がおかしいアドレスがあるときは、そのアドレスを示してお知らせします。一部の宛先だけに送れなかった場合も、ほかの宛先に届いていれば送信済みとして扱います。
- よく使うメールサービスの送信設定(サーバー名・ポート番号・暗号化の方式)を、ボタン1つで入力できるようにしました。ユーザー名とパスワードは、これまでどおりご自身で入力します。暗号化の方式を変えると、ポート番号も合わせて変わります(ご自身で入力した番号はそのままです)。
- 「テスト送信」がうまくいかないとき、わかりにくいエラーの文がそのまま出ていました。今は「サーバーが見つかりません。ホスト名を確認してください。」のように、何を確かめればよいかを出します。
㉘ 完了メールの本文を選べるようにし、古い要約にはひと言添えるようにしました
- 「本文に文字起こしの全文を書く」設定を加えました(既定はオンで、これまでどおりです)。オフにすると、本文はファイルの情報と要約だけになります。
- 文字起こし結果を添付する設定のとき(元の音声・動画は添付しない場合)は、長い文字起こしの本文を2万字までにし、全文は添付ファイルで読めるようにしました。
- 文字起こしを直したあと、直す前の要約が残っているときは、メールや連携先に送る要約に「(要約は編集前の内容です)」と添えます。
㉙ 連携先のデータベースへ送る文字起こしを、話者ごとの段落にしました
自動フォルダの処理が終わったときに結果をデータベースへ自動で登録する連携機能(Ver.4.7.0 で追加)で、文字起こしが大きなひとかたまりの段落にまとめられていました。今は「話者1:」のように話者名で始まる行ごとに段落を分けるので、読みやすくなります。
ライセンス・ご購入
㉚ ライセンスの確認ができずに止まったあと、インターネットにつながれば自動で使えるようにしました
月額・年額のライセンスで、しばらくインターネットにつながらず確認ができないまま期限を過ぎると、つなぎ直しても有料の機能が止まったままでした。今は、ご契約が続いていれば、インターネットにつながったときにアプリが自動で契約を確かめ直し、元どおり使えるようになります(数時間かかることがあります)。止まっていた自動文字起こしフォルダと自動の要約も、そのとき再開します。
㉛ 「ライセンス認証解除」を押したとき、まず確認を出すようにしました
これまでは、押したとたんに認証が外れ、月額・年額の方には解約のページも開いていました。今は、まず確認を出します。
- 月額・年額の方:「このパソコンの認証を外します。ご契約は解約されません。解約の手続きのページも開きますか?」と出ます。パソコンの入れ替えなどで認証だけを外すときは、[いいえ]を選べば解約のページは開きません。[キャンセル]を選ぶと、何もしません。
- 買い切りの方:「このパソコンの認証を外します。よろしいですか?」と出ます。[いいえ]を選べば、認証は外れません。
㉜ ライセンスの確認ができていないときは、止まる前にお知らせし、その場で確かめ直せるようにしました
- 月額・年額のライセンスで、確認ができていない間も「登録済み」と表示されたまま、ある日突然止まっていました。今は「ライセンスの確認ができていません(あと〇日で一部の機能が止まります)」のように、環境設定のライセンスの欄に黄色の文でお知らせします。
- 確認ができていない間や、期限が近いとき・切れたあとは、「ライセンスのご案内」の画面に「今すぐ確認」のボタンと、オフライン用ライセンスの貼り付け欄を出します。これまでのように、いったん認証を解除して登録し直す必要はありません。
㉝ ライセンスの登録でつまずきにくくしました
- 認証に失敗したとき、理由に合わせた案内を出すようにしました(インターネットにつながらないときは、会社のネットワークならオフライン用ライセンスを使えること、メールアドレスやライセンスキーが違うときは、ご購入時のメールからお問い合わせいただけること、など)。入力欄で Enter キーを押しても認証できるようにしました。
- 有効期限が切れたオフライン用ライセンスを貼ると、「認証に成功しました」と出た直後に期限切れになっていました。今は「このライセンスは有効期限が切れています。新しいものの発行をご依頼ください。」と出て、登録しません。
- 同時に使える台数の上限に達したときの説明(再インストールなどで台数が増えて数えられることがあること、しばらく使っていないパソコンは自動で数えられなくなること)を加えました。
- お試し中に、パソコンの日付が一度先へ進んでから戻ると、期間が残っていても「お試し期間が終わりました」となることがありました。今は「パソコンの日付が以前より過去になっています。日付を確認してください」とお知らせし、日付を直せば元どおり使えます。
㉞ 「アプリについて」の通信の説明を、実際に送っている内容に合わせました
「アプリについて」の「通信について」では、ライセンスの確認で送る情報を「端末を識別しない最小限のもの」と書いていました。しかし実際には、このパソコンで最初に作った無作為の番号(端末ごとの番号)も送っていました。説明を、実際に送っている内容に合わせました(送っている内容そのものは、これまでと変わりません)。
- ライセンスの確認で送るもの:メールアドレス、ライセンスキー(または署名済みの認証情報)、アプリの版数、この無作為の番号。
- この番号について:個人や機器の情報とは無関係で、同時に使える台数の確認だけに使います。
- そのほか:更新の確認では、メールアドレスや番号は送りません。文字起こしの音声や文章は、これまでどおり一切送りません。
※ 通信の全体は、セキュリティチェックシート回答集にもまとめています。
㉟ 英語表示のときの、ご購入・解約の案内を直しました
アプリを英語表示にしているとき、ライセンスのご案内や解約のボタンから英語サイトのトップが開くだけで、手続きにたどり着けませんでした。今は、問い合わせのメールを開くか、問い合わせ先を表示します。残り日数の英語の表記(1 day/2 days)も直しました。
要約・AIチャット
㊱ 要約テンプレートの見出しが消えないようにしました
「会議録」などのテンプレートで要約すると、最初の見出しや、見出しの間の空行が消えることがありました。今は見出しがすべて残ります。長い録音でも、見出しごとにまとめ直すので、テンプレートの形のまま要約されます(内容が無い見出しには「(該当なし)」と出ます)。まとめきれなかったときは、原因を決めつけずに「もう一度お試しください。繰り返す場合は、録音が長すぎることがあります」とお知らせします。
㊲ 固有名詞の候補の提案を、軽く・的確にしました
- 結果を開くたびに、長い録音でも裏で候補を調べていたため、パソコンに負荷がかかっていました。今は約2万字を超える結果では自動で調べず、ボタンを押したときだけ調べます。自動で調べるかどうかを選べる設定も加えました(環境設定の「要約」タブ。既定はオン)。
- 1文字だけの候補や、数字と単位だけの候補など、明らかに不要な候補が出にくくなりました。AIの回答が途中で切れても、それまでに出た候補は残します。
- 同じ本文の結果を開き直したときは、前に調べた候補を、アプリを起動し直したあとも使い回します(途中で打ち切った結果は使い回しません)。
㊳ AIチャットの「抜き出す」答えを1つにまとめるようにしました
長い文字起こしで「要点を抽出する」「決定事項とToDoを抜き出す」などを使うと、分けて読んだ部分ごとの答えが並び、「(該当なし)」や同じ内容が繰り返されていました。今は最後に1つの答えにまとめます。あわせて、AIチャットの会話は約20万字まで保存し、それより古いやり取りは保存しないようにしました(保存しなかったときは、次に開いたときにお知らせします)。
㊴ 要約・AIチャットのモデルを、使っていない間は手放し、メモリ不足のときは案内を出すようにしました
- 最後に使ってから10分たつと、要約・AIチャットで使うモデルをメモリから外します。次に使うときに読み込み直します。
- モデルを読み込む前に空きメモリを確かめ、足りないときは「空きメモリが足りないため、AIの機能(要約・チャットなど)を始められません。ほかのアプリを閉じてからもう一度お試しください。」とお知らせします。
不具合の記録・更新
㊵ 不具合の記録が大きくなりすぎないようにし、サポート用に保存するボタンを加えました
- 不具合の記録(error.log)の各行に日時を付けます。1MBを超えたら古い分を別のファイル(error.log.old)に回し、同じエラーが続くときは「直前と同じエラーが、さらに N 回ありました」とまとめます。
- 「アプリについて」の画面に「サポート用に記録を保存…」のボタンを加えました。個人名・ファイル名・メールアドレスをできるだけ伏せた写しを、選んだ場所に保存します。元の記録は変わりません。
㊶ ディスクの空きが足りないときに、すぐ分かるようにしました
- 設定や履歴を保存するときに空き容量が足りなければ、何度も待たずにすぐ失敗として扱い、1回だけ画面の通知でお知らせします。空きを作ったあとでまた満杯になったら、もう一度お知らせします。
- 録音を始めるとき、また自動フォルダの処理を始めるときに、保存先の空きが1GB未満なら警告します(録音や処理は止めません)。
- 異常終了で残った古い一時ファイルを、起動のあとに自動で掃除します。
㊷ アプリ内の更新が、途中で切れても続けやすくなりました
- 更新のダウンロード中に通信が切れても、自動でつなぎ直します(つなぎ直しまでの秒数も表示します)。少しでも進んでいる間はあきらめません。途中までダウンロードした分は14日以内なら残り、次に更新の確認をしたときに「前回の続きから再開できます」と出ます。
- 更新のファイルの確認中に[中止]が効くようになり、展開が終わった後の元のファイルは自動で消すので、容量を余分に使い続けません。
- 更新を確認できなかったときや、更新情報の署名が確認できなかったときの案内を、原因に合わせて分かりやすくしました。「再起動して更新を適用」では、「数十秒〜数分かかることがあります。自動で再起動します」と案内します。
Microsoft Store 版
㊸ Microsoft Store 版のダウンロードを、約3.3GBから約1.6GBに小さくしました
- Microsoft Store 版だけ、音声認識のモデルの保存のしかたを変え、ダウンロードの大きさを約3.3GBから約1.6GBに減らしました。
- CPU で動く Microsoft Store 版では、文字起こしの結果は変わりません(私たちの検査用の音声では、1字も違いませんでした)。ZIP 版は変わりません。
更新のしかた
Ver.4.5.5 以降をお使いの方
アプリ画面右上の「?」ボタン→「更新」→「更新を確認」から、そのまま更新できます(取得するのは約36MB)。ダウンロードもフォルダの入れ替えも要らず、単語登録・設定・文字起こしの履歴・ライセンス情報・AIチャットの履歴はそのまま引き継がれます。
Microsoft Store 版をお使いの方は、Microsoft Store の審査が終わりしだい、Microsoft Store から自動で更新されます。
Ver.4.5.4 以前をお使いの方/新規にご利用の方
Ver.4.5.4 の方は、アプリの「更新する」を押さないでください。この版では更新ファイルの取得後にアプリが閉じ、更新は完了しません(起動し直せば、更新前のままお使いいただけます)。今回だけ、アプリ一式(フォルダごと)を入れ替えてください。入れ替え後は、次回からアプリの中で更新できます。
- アプリを終了し、ダウンロードページから新しい ZIP を取得します。
- ZIP を新しいフォルダに展開し、今お使いのフォルダと入れ替えます。
- 単語登録(単語帳)・AIチャットの履歴・「整形前」テキストを引き継ぐには、今お使いのフォルダにある
configフォルダを新しいフォルダへ上書きコピーします。文字起こしの履歴・設定・ライセンス情報はユーザーフォルダにあるため、何もしなくても引き継がれます。 - GPU追加パックを入れていた方は、入れ替え後にアプリの「?」→「更新」から入れ直します。
※ フォルダの場所は、アプリのショートカットを右クリック →「ファイルの場所を開く」で開けます。初回起動で青い保護画面が出たら「詳細情報」→「実行」で起動できます。お使いのバージョンは、アプリ画面上部のタイトルバーに表示されています。
これまでの更新内容は、お知らせ・更新履歴をご覧ください。